耳鼻咽喉科
睡眠時無呼吸症候群
一晩7時間の睡眠中に10秒以上呼吸が停止する状態が30回以上認められ無呼吸状態がノンレム睡眠においても認められる
口蓋扁桃肥大、アデノイド増殖症、アレルギー性鼻炎、慢性副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、ポリープ様声帯、肥満、中年の男性に多く「閉塞型」が多い。循環器機能の障害として不整脈、狭心症、高血圧、肺性心、脳梗塞など
気管支喘息
慢性気道炎症、気道反応性の亢進、可逆性の気道狭窄の3つを特徴とする。気管支喘息における気道閉塞は呼気中に最も悪化する。「呼気時間の延長、呼気性の喘鳴が見られる」
特徴→「喘鳴、呼吸困難、咳、喀痰、一秒率の低下、など」
う蝕
好発部位→臼歯部の咬合面、歯頸部、隣接面
主症状は「痛み、変色、欠損」
4大要因→「細菌、糖分、時間経過、歯質」
シェーグレン症候群
涙腺と唾液腺を標的とする臓器特異的自己免疫疾患
目の乾燥、口の乾燥、鼻腔の乾燥、唾液腺の腫れ(硬結)、中年女性に好発する
唾石症
顎下腺に起こることが多い、疼痛、舌運動障害、開口障害
鼻咽腔閉鎖機能不全
開鼻声、嚥下時の咽頭圧低下、鼻咽腔への逆流、口蓋裂などに見られる
「軟口蓋、咽頭側壁、パッサーバン隆起」→鼻咽腔閉鎖機能に関与
慢性副鼻腔炎
鼻閉、鼻漏、頭痛、頭重、顔面痛、嗅覚障害、鼻茸、後鼻漏など。上顎洞、前篩骨洞と共に羅患することが多い
急性喉頭蓋炎
発熱、喉の痛み、嚥下困難に続いて呼吸困難が急激に増強する
急性咽頭炎
口峡、咽頭粘膜およびその近辺のリンパ機能の炎症によって咽頭粘膜の発赤浮腫、嚥下痛、発熱、異物感、乾燥感などをきたす
口腔乾燥症の原因
「加齢による唾液腺の萎縮、顔面への放射線照射、シェーグレン症候群、慢性唾液腺炎、糖尿病、慢性腎不全、脱水症状、高熱など」
正中頸嚢胞
甲状腺の発生過程で消退するべき甲状舌管が消退せずに頸部正中に遺残し嚢胞を形成したもの
※直接的に構音障害を来すものではない