top of page
嚥下・疾患別
中咽頭がん
アルコール多飲、喫煙との関連が指摘されている。口腔がん、食道がんとの重複がんが多い。術後は咽頭の機能低下が生じやすい
舌亜全摘
機能と形態の維持、回復を目的に組織移植による再建手術を行う
「腹直筋皮弁、大胸筋皮弁、前外側大腿皮弁、前腕皮弁」→再建に用いられる
球麻痺
舌の萎縮や舌の繊維束攣縮、咽頭反射の減弱、輪状咽頭筋の弛緩不全などが生じ顕著な嚥下障害、構音障害、咀嚼障害をきたす
食道がん
食道の切除後の再建では胃、空腸(小腸)、結腸が利用される
ワレンベルグ症候群
椎骨動脈または後下小脳動脈の梗塞によって引き起こされる。下位脳神経マヒ(9、10、11)、嚥下困難、構音障害、嗄声、小脳失調、Horner症状、回転性めまい
顔面半側および対側の上下肢、体幹温痛覚異常(解離性感覚障害)
舌・中咽頭癌の術後の構音機能
舌根部の切除はオトガイ筋や茎突舌筋への影響が大きい、再建したとしても構音への影響は大きい
舌亜全摘以上では再建の有無によらず明瞭度への影響は大きい
中咽頭の広汎な切除の場合(舌根部、軟口蓋におよぶ切除)では軟口蓋音(k,g)が影響をうける
喉頭摘出術の後遺症
便秘、嗅覚障害、音声喪失、喀痰増加
bottom of page